2013年11月6日水曜日

cocoタイムから~自主的な企画が実るために~

始まる前のオリエンテーション
紅葉に囲まれた三滝堂で・・
今日の活動は、三滝堂HUGハウスでの「cocoタイム(ココタイム)」と歌津地区の仮設住宅のお茶会への訪問、そして個別訪問でした。地元スタッフもふた組に別れて、それぞれ活動を行いました。

 三滝堂HUGハウスでの「cocoタイム」は、入谷地区の仮設住宅の皆さんが参加されました。

紅葉を楽しみつつカフェを・・
念願の蕎麦屋さんで
今回の「cocoタイム」はこれまでHUGハウスが企画したものとは違い、住人が自主的に企画・呼びかけをしたものでこれまでのcoccタイムとは大きく違っていると言えるかもしれません。

最後に参加者で記念撮影
今回、参加された方がたは、カフェと同時に三滝堂近くの「蕎麦屋」さんでの昼食を希望されていました。自然に囲まれてのんびりするのと美味しい蕎麦を食べたい!そんな希望を叶えるための時間も設けました。また蕎麦を食べた後には、近くの道の駅まで買い物に行くという希望の声も皆が協力して叶えることも出来ました。

 自分たちの望みを自分たちで考え、相談して決めていく・・・今回のcocoタイムは、この準備の段階がとても大切だと思っていました。何故ならば、一つの事を決めていくためにも話し合いや譲り合い、また聴き合う等が必要になってくるし、その経験をする事がとても有意義な経験になり、ひいては住人同士で支え合う関係を考えるために繋がっていくだろうと思うからです。
 今日のcocoタイムを実らせたことが、少しでも良い経験に繋がっていくことを願います。


 活動のもう一つ、訪問は歌津方面の仮設住宅へ。自主的に行っているお茶会を訪問しました。

この仮設住宅の皆さんの内、何人かが先日三滝堂HUGハウスでのcocoタイムに参加されています。今日はその時の写真を持参し訪問を行いました。写真を受け取ると、本当に嬉しそうでした。大切な思い出になったようです。さっそく来春の桜見の頃の「cocoタイム」の希望が出てきていました。また自主的に企画する機会が、この仮設住宅でもできるのでしょうか・・・、そうなれば嬉しいなと思います。

 やってもらえたという思いから、「自分たちでやってみたい・・・出来て良かった・・・」そんな動きが少しづつでも増えていく日が来ますようにと願っています。


修繕前の状態・・・
今日は、他にも三滝堂HUGハウスの拠点整備も行われました。三滝堂HUGハウスは古い古民家で川沿いの側面には土壁が残っています。大分古くなっているために土壁の役目も果たせなくなっている状態でした。真冬には冷気が入り込んでくるほど・・・。

トタン壁が付いて出来上がり
そこで、今日は日頃カフェをしている仮設住宅で暮らしている宮大工をされていたご夫婦Yさんが改修に来てくれました。日頃ならした腕は素晴らしく、瞬く間に崩れかけた土壁はトタン壁に美しく蘇りました。Yさんご夫婦に心から感謝です。Yさんご夫婦は明日も改修に来てくださいます。(記:宇根)








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